沿革

歯科保存学第一講座(保存修復学教室)は昭和36年4月の歯学部創設と同時に、原 学郎教授(現名誉教授)の下で開設されました。しかし実際にはこの歯学部の正式な増設に先立って、原 学郎、竹内 茂雄(現非常勤講師)の2名が昭和36年2月に東京歯科大学より、同じく3月に設立された愛知学院大学歯科病院に着任して診療を開始したことが講座の歴史の始まりになります。昭和47年3月には、故酒井敏克が本学大学院の第1期生として修了し、講座の研究面での体制も整い、さらに本学卒業生も相次ぎ入局して医局員の数が増えました。昭和51年10月31日に講座開設15周年式典が都ホテルで行われ、同時に同門会である原樹会が発足し、講座に対する側面支持の体制も整いました。

原教授の退職後、中村 洋教授(歯内治療学講座)が約一年間にわたり講座主任を代行、平成7年3月には千田 彰講師が主任教授に昇任しました。『チャレンジ精神を持って一生懸命働こう』という千田教授の理念の元、就任以来さまざまな成果をあげてまいりました。

[近年主幹を務めた学会]

2004年 第15回日本歯科審美学会・第8回アジア歯科審美学会併催学術大会
2005年 第2回国際接着歯学会
2008年 第129回日本歯科保存学会秋季大会
2010年 第22回日本歯科レーザー歯学会
2017年 第10回国際歯科審美学会(IFED)世界大会・第28回日本歯科審美学会学術大会

平成31年3月には千田教授が退職し、令和2年6月現在は中田和彦教授(歯内治療学講座)が講座主任代行を務めています。

[近年主幹を務めた学会]

2019年 第38回日本接着歯学会学術大会