研究

 

 

stury

 教育の基本的理念ならびに具体的な教育内容に基づき、歯の硬組織疾患発症制御や予防、生じた欠損の処置や修復ならびに健康管理・維持のための診査・検査や診断等に関連する種々の材料や機器および施術法などについて、基礎的ならびに臨床的に幅広く研究を遂行しています。具体的には、う蝕の検査・診断法ならびにその展開に関する研究、エナメル質または象牙質の脱灰・再石灰化に関する研究、歯質接着材料の臨床応用のための研究、セラミックスやレジンなどによる歯冠色審美修復に関する研究、修復材料の生体親和性に関する研究、歯質・歯髄の再生療法に関する研究、高齢者の歯の硬組織疾患に関する検査・診断法と治療法に関する研究、レーザーの歯科的応用のための研究、および歯のホワイトニングに関する研究などを鋭意遂行しています。

stury

  • う蝕の検査・診断法(リスク診断も含めて)

    ・DIAGNOdent レーザーによる齲蝕診断 隣接面齲蝕の早期発見
    ・DEPIM プラークからの口腔内の細菌測定による口腔内の状況
    →「細菌カウンター」として市販された
    ・唾液による総合的な口腔検査法の開発 多項目唾液検査システム
    →「Salivary Multi Test」として市販された

  • う蝕の治療法

    ・Laserによる歯質強化、アパタイトコーティング
    ・Laserによる耐酸性の向上
    ・Laser照射が腫瘍細胞に及ぼす影響/骨髄由来細胞を活性化する
    ・Laser照射の根管治療への応用
    ・Laser照射後のコンポジットレジンの接着
    ・Laser照射後は低下するコンポジットレジンの接着に対する工夫
    ・その他Calisolv、AirAbrasive、Healozoneなどの臨床応用

  • 歯質の再生に関する研究・覆髄材の開発

    ・エナメル質の再石灰化後の脱灰 エナメル質う蝕の脱灰・再石灰化のプロセス
    ・各種裏層材に対する接着前処理の効果
    ・直接覆髄材とBMPs
    ・ケイ酸カルシウムと高親水性モノマーを含有した光硬化型覆髄剤

  • 審美性修復材料に関する基礎的ならびに臨床的研究

    ・新コンポジットレジンの材料評価と臨床応用
    ・新コンポジットレジンの接着性能の評価
    ・鏡面研磨されたコンポジットレジンの表面性状
    ・歯磨剤の着色物の除去効果

  • 歯の漂白に関する基礎的・臨床的研究

    ・漂白システムの歯質への影響
    ・漂白後のレジン接着

  • 接着システム

    ・接着性修復材料に関する研究・新接着システムの開発・臨床応用と評価
    ・根管象牙質へのレジン接着
    ・新しい接着ステップを省略したコンポジットレジンに関する研究

  • 新しい歯の疾患

    ・象牙質知覚過敏症やTooth Wear

  • 国際歯科医療協力

    ・モンゴル医療援助隊